ブログ
2019年 5月 9日 人生は運を味方につけるゲーム
こんにちは。
慶應義塾大学総合政策学部2年の高井涼史です。
今週から青葉台校のブログのテーマは「受験のぶっちゃけ話」です。
トップバッターが自分というのはどうしたものか、
という感じですが、自分なりに書いていこうと思います。
タイトルにも書きましたが、
僕は人生の大部分は運をいかにして味方につけるか、
というゲームであると考えています。
自分が天才に生まれるか、とか、
自分が居心地のいい家庭に生まれるか、とか、
そういう次元の話はしていません。
経営戦略を学ぶ文脈では、
よくケーススタディというものを学びます。
あの大手企業はこのような戦略で成功を収めた、と。
ですが、その戦略をとったのはその会社だけでしょうか。
その答えはNOです。
その戦略をとった会社のうち、
その一社がたまたま成功したに過ぎないのです。
だからこそ、その戦略を真似るだけでは成功できない。
もちろん、そこで培われた経験やノウハウのようなものを、
参考にすることが間違っているということではありません。
ただ、それを真似るだけでし成功するわけではないということを
意識した上で学ばなければならないのです。
その状況下(環境など)においてはこのようなものが、
うまくいったのだなぁと考える程度でいいのです。
あとはそれを自分にどう生かすかが大事です。
受験においても同じです。
東進のこの先生の言っていることは絶対だ!とか、
担任助手のあの人がこう言っていたからこう勉強する、とか、
正直見当違いです。
あくまでぶっちゃけ話ですから、
高井個人の話を少しだけすると、
自分が受験生時代は先生(担任助手も含めて)の言っていることなど、
ただの過去の栄光を語っているだけだろう、と考えていたこともあり、
東進の担任助手や社員さんとはほとんど話しませんでした。
だから、のちに担任助手になった時に、
先輩の顔と名前が一致しないという突飛な事態が起きたのも
今となってはいい思い出です。
受付で雑談をし続けている人たちを見て、
それは如何なものかと思いながら見ていたことも覚えています。
人から言わせれば、それはただ尖っていただけなのですが、
そうやって信念を持って過ごせていたのが、
自分にとってよかったのではないか、と今では思っています。
ついでにぶっちゃけ話を担任助手の側からするとすれば、
担任助手は生徒であるみんなが思っているよりも、
(少なくとも自分が受験生時代に思っていたよりも)
みんなことを大事に思っています。
どうすればたくさん勉強してくれるか、
どうすれば楽しく勉強してもらえるか、
どうすれば志望校を本気で目指してくれるか、
どうすればもっと成績が伸びるか、と。
ご存知の通り、担任助手は授業をする先生ではありません。
そのため、少し特殊なのかもしれないですけどね。
さあ、自分が昔担任助手に抱いていた思いと、
自分が担任助手になって気づいたことを述べたわけですが、
本筋に戻って、
なぜ人生が運を味方につけるゲームであるか、です。
その答えは、受験勉強を必死に取り組んでいるみんなが
気付き始めていることではないでしょうか。
最近やってなかった範囲が問題ででました、、、。
隣の席で受けてた人の癖がすごくて集中できませんでした、、、。
こんな風なことをいう人はちらほら見かけますが、
これは受験本番でも起こりうることです。
言い訳するな、とかそういうことではなくて、
あくまでこれは運の範囲であるのではないか、
そう言いたいのです。
もっとも、僕は受験生の時、
「受験とは、ハズレくじを減らすことのできるくじ引きだ」
という名言(迷言)を残しています。
これは、普通くじ引きにおいてはアタリハズレの割合は、
そのくじの入った袋を持った人に委ねられていますが、
受験においては受験勉強という手段によって、
よりアタリ(この場合合格)の確率を高めることができるということです。
大学に入ってからもそうです。
大学に入って初めて話した人のことはあまり覚えていません。
ですが、気づいたらめちゃ仲良くなっていた人はたくさんいます。
それは狙ってやったことかといえばそうわけではないものの、
話しかけるという勇気という少しの努力なしには
できないことであるという反面も同時に持ち合わせています。
受験も受験以外も、おそらくどれだけ努力するかによって
アタリハズレの割合を変えることのできるゲームなのです。
長い文章になってしまいましたね。
まとめるのであれば、
人生は努力と共にあればいいことに巡り会う確率が高まる。
そしてそれはゲームのようであるから楽しもう。
努力を怠るな。
このブログを読んだ人に良いことがあらんこと。
担任助手2年 高井涼史