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2018年 10月 20日 冬来りなば
みなさんこんにちは!
立教大学社会学部4年の
近内健太です。
最近、急に冷え込んで来ましたね。
しばらく暖かい気温に慣れていたので、
寒さに驚いて頭が冬だぞ!
って反応をしています笑
半袖で過ごした日々は何処へやら、
秋服を通り越してそろそろ冬物の準備を
始めなくてはいけませんね。
さて、冬というにはまだ早いですが、
今日は冬にちなんだ言葉を皆さんに
送りたいなと思います。
(急になんだよって話ですけどね)
10月もいよいよ終盤。
長かった夏休みが終わり、
最後の行事のある9月を終え、
日々過去問や演習に明け暮れる日々。
なかなか力のついた実感もわかず、
自分のしていることが
正しいのか疑問に思い始めたり、
なんとも言えない漠然とした不安を抱え、
悩む人もいるのではないでしょうか。
少し、自分の話をしてみましょう。
近内が受験生だったのは、
もう、4年前になりますが、
それを差し置いても正直、
この時期のことはあまり記憶にありません。
模試沢山受けて、過去問やってたなぁ。
って感じで、やったことは覚えていても、
あっという間だったなぁって感じ。
愚直に自分の決めたことを信じ、
ひたすら日々の課題に取りくんでいたので、
あまり特徴的な出来事がなかったのかな?
いや、単に余裕がなかったんだろうなぁ笑
(そういえば12月模試だけはとある理由で記憶があるので、興味がある人は息抜きにでも聞きに来てください笑)
ただ、当然悩みや不安が
全くなかった訳ではなく、
焦りも不安もありました。
勉強を始めたのも遅かったし、
8月模試の結果も全然良くなかった。
そのくせ、志望は早稲田という高望み。
自分ならやれる!って自信と、
突然訪れる無理かもって不安。
東進ではひたすら勉強してたけど、
家に帰ると真っ暗な部屋で、
ひたすら自問自答の日々でした笑
でも、辛いのは皆きっと同じだし、
何より、
「頑張った先には、必ずいい事がある」
と、思っていたからこそ、
なんとか頑張れたのだと思います。
そう思えたのには、当時たまたま読んだ本に
載っていた言葉が関係しています。
中国民代の古典に菜根譚
という本があります。
その中に、
「恩裡由来生害、故快意時、須早回頭、
敗後或反成功、故払心処、莫便放手」
という一節があります。
恩裡に由来して害を生ず、故に快意の時、
須らく早く頭を回らすべし。
須らく早く頭を回らすべし。
敗れし後、或いは反して功を成す。
故に払心の処、便ち手を放つこと莫れ。
故に払心の処、便ち手を放つこと莫れ。
簡単に言えば、
自分の思い通りに
なった時ほど反省すべき。
自分の思い通りにならなかった後ほど、
大きく成功するかもしれない。
だから簡単に諦めるなよってことです。
初めてこの言葉を目にした時、
あぁ、たしかにそうだなぁ。
昔の人はいいことを言うもんだなぁ。と
驚くほどスッと自分の中に
落ちてきたのを覚えています。
それ以降、この言葉が好きで、
折に触れてこの言葉を思い出します。
さて、長くなりましたね。
上の言葉を皆さんに送ってもいいのですが、
冬の近い時期だから、
こっちの言葉を送ります。
(似たような言葉だけど、ブログを書くときに頭に浮かんだのがこっちだったので笑)
冬来りなば春遠からじ
辛い冬が来たならば、
暖かく恵みに満ちた春はもうすぐです。
辛い事があっても負けずに、
毎日を一生懸命に過ごしてくださいね。