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2020年 7月 1日 正統派過去問演習法
こんにちは!
担任助手2年伊丹裕一です!
(そうは見られてないかもしれないけど、)生徒のみんなが校舎に戻ってきて実は結構うれしく思っている今日この頃、、、
今回は過去問の復習法ということで、その中でも特に2次私大の過去問解き方から復習までについて伊丹流のやり方を説明していこうと思います!
東進の過去問演習講座を活用する場合と赤本などを使用する場合両方紹介するので参考にしてみてください!
それぞれポイントは大きく分けて3つです。
≪過去問演習講座を活用する場合≫
➀普通に問題を解く
普通に問題を解いてください。
特に工夫するところはないけど、集中できる環境かつ本番を意識してというのは前提です。
問題は印刷して書き込めるように、机の上はなるべく問題と解答用紙のみに(そうでなくとも整理しよう!)
➁解説授業を見る
これまた普通に解説授業を見てください。
この際、問題用紙も用意してください。
解説している先生のやり方をまねして本文に書き込むのはかなり重要!(特に英語)
先生のやり方を参考にして自分なりの書き込み方を作ると読解しやすくなると思います。
➂答案返却後、得点率を確認、添削などがある場合にはどこができていないのかも改めて確認しよう。
気になったところ・不安な部分は教科書やテキストなどを確認
不安に感じた部分、分からなかったところはその場で確認しよう。
後でやろうと思っていると忘れるよ、、、
そもそも、語彙力が足りない、演習量が足りていないと感じた場合には多少時間を割いてでもそこに立ち返ることも必要です。
また、必要な得点と自分の得点を比較して「どのくらい足りていないのか」「どこに得点を伸ばす余地があるのか」も考えて次にやることを考えよう。
≪赤本などを使用する場合≫
➀普通に問題を解く
赤本でも普通に問題を解いてください。
もちろん、集中できる環境かつ本番を意識してというのは前提。
これもできるならなるべく問題を印刷することをおすすめします。
➁解答・解説を見て自己採点
解答・解説を見てどこまで書き込んだりするべきかというところに関しては学校や志望順位に応じてそれぞれ異なると思います。
例えば、僕が慶應大学環境情報学部の過去問(英語)を赤本で解いていたときは以下のように復習に役立てていました。
とりあえず、解答・解説は隅々まで見ます。
そして、この学部の特徴として文章自体の難易度が非常に高く、語彙も難しいということがあったため、解説に載っている「重要語彙」はすべて問題用紙に書き込んで、かつ覚えていました!
このように、その大学・学部の問題の特徴によっても使い方を考えると効果的だと思います。
➂ここからは過去問演習講座を活用する場合と同様
気になったところ、不安なところは重点的に復習しよう。
要するに、過去問を解く・復習するにあたり特別な方法などは特に無いと個人的には考えています。
もちろん、過去問を解き、復習をして自らのものにするまでにかかる時間は個人差があります。
しかし、結局のところ正面から過去問を解くということは時間がかかることであって、だからこそこの時期から過去問を解き始めるのが重要なのです!
過去問演習って受験勉強における代名詞的存在とも言えますが、実際は地道に進めることが重要です。
頑張りましょう!
※ここから先は復習の仕方とは直接関係ないけど良かったら読んでいってね!
この時期から過去問を解くにあたり、「試験時間内に解き切れない」という悩みを持つ人もいると思います。
もちろん、最終的には試験時間内に解き切れるようになる必要があります。
しかし、過去問演習の時点(とりわけ今の時期)では「時間が過ぎても全部解く」ことが重要と考えています。
というのも、全部解かないと点が取れていない問題がなぜ取れていないのかが分からないから。
単純に時間が足りない(時間かければ解ける)場合は早く解く練習をしなければならない。
一方で時間をかけても解けない場合は知識や演習量の不足が考えられるので、その部分の復習に戻ることを考えた方がいいかも。
というように、なぜ解き切れないのかを知るためにも、今は時間がある程度かかってしまっても最後まで解くようにしよう!
担任助手2年 伊丹裕一