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2018年 10月 13日 Fight For Liberty!

こんにちは。

慶應義塾大学総合政策学部1年の高井涼史です。

 

 

今回は映画に関する話。

Fight For Liberty!

チャールズ・チャップリンは1940年公開の映画

The Great Dictator』の最後、演説シーンでこう叫んだ。

 

 

「自由のために戦え。」

受験は厳しい戦いだが、大学では自由が待っている。

だからそのためにたくさん勉強して頑張ろう!

っていう論理をこのブログで述べる。

そんなつもりはないので最後までお付き合いを。

 

 

この映画は、チャップリンによって作られたもので、

ヒトラーの独裁政治を面白いながらも生々しく描いた作品である。

「申し訳ないが、私は皇帝になりたいわけではない。」

というチャップリンの静かな声とともに始まるこの演説は、

進んでいくにつれてどんどん語気が強くなって行き、

盛り上がりを見せる。

この盛り上がりは言葉では表せない。

強いていうのであれば、

魂を震えさせるといったところであろうか。

この演説は、民主国家のために戦おうという文脈である。

独裁者のような存在があってはいけないという文脈である。

キリスト教の『ルカによる福音書』を引用する平等主義の文脈である。

 

 

チャップリンと全く同じ観点を私が持っているわけではない。

だが賛同する部分も多い。

では、何がここまでの盛り上がりをなしているのであろうか。

「人々は人生を自由に、美しいものに、そして素晴らしい冒険にする力を持っている。」

この部分にこの演説の盛り上がりの理由の一部を私は見出した。

 

 

単に英語というものを勉強する中にある私が

英語というメディアを通して聞いたためであろうか。

この粋ながらも、決して飾らない口調の英語から発せられた

この言葉は、全ての真理であるとさえ錯覚した。

 

 

また、チャップリンはこの映画のフィナーレをどのようにするかを悩んだという。

そして最終的には自らが書いたこの演説によって締めくくった。

 

 

そして、、、

公開から70年以上経った世界で、こうして語り継がれている。

いや、少なくとも語り継がれたし、ここで私が語り継ごうとしている。

 

 

語り継がれた理由はたくさんあるだろう。

しかし、その理由は例えば単にチャップリンが

有名であるからではないだろう。

 

 

ここまでの盛り上がりを感じた理由を、

そしてここまで後世に語り継がれている理由を、

自分なりに考えてみた。

そしてその理由は、チャップリンの本心からの言葉を、

映画のワンシーンに叩き込んだことにあると考えた。

 

 

ここで私が学んだことは2つ。

何か本当に伝えたいことがあるときはできるだけ飾らない言葉で、

そしてストレートに伝えるということが大事であるということ。

何か物事をやる際には最後の最後までこだわることで

、それが評価される機会は世の中にあり、

そうすることが自らのマスターピースになる可能性を秘めていること。

 

 

あなたの人生にとって、

このブログを読んだことが良きものであらんことを。

 

 

担任助手1年 高井涼史

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