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2023年 3月 10日 尖った方が強い 富浜
こんにちは、担任助手四年の富浜です。
今回のブログのテーマは「自分が大切にしているもの」についてです。
こういう話題、大好きです。
人が何を大切にしているかは日常会話では中々聞けないし、賛否両論がでる話題なので楽しいです。
では、何を大切にしているかというと
「尖ること」です。
尖りとは何か。
ここでの定義は「専門性を持つこと・得意を持つこと・人と違う部分を持つこと」
これらの意味に近いです。
模試の成績だったりゲームの画面だったりで、
五角形にステータスを落とし込んだ図を見たことはありますよね。
みなさんはあれがどういう状態が理想だと感じますか?
多くの人は「綺麗」で「大きい」五角形を目指すと思います。
英語、国語、数学、社会、理科全部で9割以上
スピード、パワー、スタミナ、安定感、精神力全部でトップ
こういう状態です。
でもそんな世の中うまくいきません。
社会が得意で数学はめっちゃ苦手
体力はあるけど短距離は苦手、体幹も弱い
誰しも得手不得手があります。
でもそれでいいと思ってます。
僕が大事にしているのは綺麗で大きな五角形ではありません。
1つのステータスが目盛りを飛びでくらい尖っている三角形です。
なぜか。
筆が上手くない僕の話に付き合ってください。
どうしても大学受験をしていると、日本で過ごしていると、五角形人間を目指しがちです。
僕は受験生時代、英語に絶対の自信がありました。
その分、数学は苦手
もちろん苦手を克服するために様々やりましたが、
苦手が得意になることはほぼないと痛感しました。
だから作戦を変えました。
英語を研ぎ澄ますことにしたのです。
英検一級を取得し、難関大学の問題をランダムで印刷して解くことを
高校2年生からやりました。
受験本番の頃にはどんな問題でも、
傾向対策なしで初見で時間を大きく余らせた上で9割を取れる域まで行きました。
そうです。僕は今自慢をしています。
でもそれぐらい尖ることに集中しました。
第一志望には数学の問題もあったけど、
2問完答できたら万歳だなぐらいの作戦で、
その分英語でまくることしか考えていませんでした。
さて尖った結果はどうだったか。
第一志望に落ちました。
いや、成功談じゃないんかいと。
得意の英語でまくることができなかったんです。
解いてて簡単だったので、周りも点数が取れたのでしょう。
受験だとこういう落とし穴があるんですね。
じゃあお前の話意味ないじゃねーか、と
ただ、これは純粋に届かなかっただけで
英語に集中せず全科目満点を目指していたら
今の大学にも受かっていなかったなと思ってます。
合格をいただいた大学はどれも英語だけで受かったみたいなものだと思ってます。
ちょっと結果論っぽく聞こえた人、
もう少し読んでほしい。
英語で尖った話をしましたが、僕は五角形人間でした。
サッカーもやって、バスケもやって、音楽も習って、アイドル応援もして、ゲームもして、カードゲームもして、水泳もして、JPOPもKPOPも洋楽も聞いて、アニメもそこそこ見て、短距離も長距離もそこそこできて、
どんなこともそこそこできて、どんな話題でも話せる
それに憧れてました。
だってなんでもできる方がカッコよくね!?
でも僕は就職活動を経験して考え方が変わりました。
富浜、サッカー頑張ってました。
私、大学のサッカー部主将やってます。
富浜、バスケ頑張ってました。
私、高校でインターハイ出ました。
富浜、趣味色々あってそこそこ力入れてます。
私、アイドルが好きで運営会社で少し働いた経験があります。
私、ゲームで世界大会行きました。
私、アニメが好きで外国人向けに紹介するブログ書いてます。
さて、誰が富浜を魅力的に感じるでしょうか。
10個の浅い特徴を持つ富浜を採用するよりも
1個深い特徴を持つ人間を10人採用する方がパワーがあるんです。
尖りがない僕はボロボロで不採用をもらいました。
もっとエンタメ的な部分でもそうです。
みなさんポケモンは好きですか。
強いとされているポケモンは皆種族値が偏っています。
まんべんないステータスは中途半端で使いづらいですよね。
サッカーでも満遍ない選手よりも、足がめちゃくちゃ速い方が使いやすいですよね。
ダンスがあまり得意でなくてもラップがずば抜けてるとアイドルデビューできたりもします。
数学の質問する時はこの先生、理科はこの先生、なんとなく専攻で分けますよね。
長くなりましたが、言いたいことは伝わりましたかね。
「手に職つけろ」みたいなそういう話です。
全部できる人(→ジェネラリスト)で成功する人は一握りです。
確かにかっこいいし憧れるけど、それよりも武器を身につけて、
尖りに尖って、自分にしかできないことで勝負した方がいいな。戦えるな。
と実感しました。
ちなみにそれ以降は、体力だけは自信あるので「24時間働けます」だけを言い続けて
就職活動をなんとか終えました。
(人生を振り返ったときに体力でゴリ押しした場面が多かったので)
まぁまだまだ見ての通り全然尖ってないので
今後も「尖りにいこう」と思ってます。
担任助手4年 富浜大護